透木釜

4月になって菁々庵も、透木釜を使っています。温かさが増す時期なのでお客様に炉中の炭の火が見えないようにという配慮から、大きな羽の付いた釜を用いる点前です。
その際、少しでも火のおこりが良くなるよう釜の羽と炉壇の間に「透木」といわれる小板を挟みます。
茶の湯は細かな心配りをする文化です。